日本人の味覚は世界中でもより優れていると聞いたことがあるのだが、はたして本当か。
個人差があるので何とも言えないと思うのだが、味覚の優劣はどうやって判断できるのか。あるTV番組で高級ワインと低価ワインを飲み比べて当てるというのを視た事があって、他にも類似した番組を何度か視たが正解率はそれほど芳しくなかったように思う。
TV番組の食レポでは、その食材が高価なものでも安価なものでも「うまい」が当たり前なのだが、私自身は高価なものでも美味いと思わない物があり、安価でも美味いと思う物がたくさんある。
高級食材と云われるものは本当にうまいのか、三大珍味は本当にうまいのか、三大珍味と言っても「世界三大珍味のキャビア、トリュフ、フォアグラ」と「日本三大珍味の粒ウニ、カラスミ、このわた」だが、私自身この三大珍味を一通り食したことはあるが全部がうまいとは思わない、私の舌が肥えてないだけなのかも知れません。
しかし、中国料理のフカヒレ、燕の巣、煎海鼠(いりこ)、干し鮑などは高級食材と云われているが干したものを水でもどした状態で調理されるが、調理する過程の味付けなりで美味い料理ができるのであり、主役の食材そのものは食感が良いだけで食材その物にはたいした味は無いと思うのだが、日頃高級食材を口に出来ない者のヒガミだろうか。
これまた、TV番組で東北地方で獲れる魚ハタハタの卵で「キャビアもどき」とでもいうような魚卵の塩漬けをつくり、高級キャビアと食べ比べをしたが、かのセレブのデヴィ夫人の評価は「これはいける」というものだった。
庶民は庶民なりに美味いと思うものを食して幸せを感じればよいのだろう。